病院勤務20年の女性が気づいた「本当に大切な健康」とセルフケア”にたどり着いた理由
一人時間。家の事を気にせずにお出かけしたい。やせたい。綺麗になりたい。自分のためにお金を使いたい。体を動かしたい。
病院で見た、繰り返す入退院
私は長年、病院で超音波検査の仕事に携わってきました。
患者さんが少しずつ元気になり、退院していく姿を見るのは、嬉しくやりがいのある時間でした。
でもある日、こんな疑問が湧いたんです。
「なんでこの人、また入院してきたんだろう…?」
足腰が弱って車椅子生活になり、また入院。
若い方でも、同じように体がどんどん動かなくなっていく姿を見ることがありました。
その時に気づいたのが「健康寿命」の大切さです。
たとえ長生きできたとしても、“動ける時間”が少なければ、日々の楽しさは半減してしまう。
「先生に診てもらってるから大丈夫」…それだけでいいの?
病院に来られる高齢の方は、よくこう言います。
「お医者さんに大丈夫って言われたから安心です」
でも、実際は腰の痛みが取れていなかったり、不調が続いていたり…。
“自分の体に目を向ける”ことをしないまま、医療に頼り切ってしまっている方が少なくありません。
もちろん病院の力は大切です。
でも、「自分の体を自分で整えよう」という意識がなければ、根本的な改善は難しいと感じるようになりました。
子育て中、自分の体に見て見ぬふり
私自身も、出産や子育てに追われる中で、体の不調をずっと後回しにしてきました。
お腹の痛み、肩の動かしにくさ、慢性的な不調…。
整体に通っても、よくなるのは一時的で、気づけば元に戻っている。
「まぁこんなもんか」と、半分あきらめていたんです。
でも、わなりさんのセルフケア講座に出会ったことで、はじめて「自分で整える」という選択肢があると知りました。
セルフケアは“心”にも効く
セルフケアのすごさは、体だけじゃなく心にも影響があること。
ちょっとした隙間時間に体を動かすことで、気持ちが落ち着いたり、リセットできたりするんです。
私も、つい子どもにイライラしてしまうことがありましたが、
「人それぞれ考え方にクセがある」という学びを通じて、少しずつ接し方も変わってきました。
心と体、どちらかだけじゃなく、両方が健康であること。
それが、自分らしく過ごすための大事な土台だと感じています。
「私、これからどうすればいいの?」そんな女性に伝えたい
私と同じ年代の女性たちの多くが、人生の転換期を迎えていると思います。
子育てが落ち着いて、自分の時間が少しずつ増える一方で、体力や気力の変化に戸惑う方も多いのではないでしょうか。
そんな時こそ、体を正しく動かす習慣を持ってほしい。
そして、これからの人生を「もっと自分らしく、もっと楽しく」過ごせるように、体と心の土台を整えていってほしいのです。
健康寿命をのばすことは、人生をもっと豊かに楽しむこと。
そのためには、まず“自分の体に気づくこと”から始めてみてください。